“ももクロ”ライブで地域活性化!ライブ前日から多くのモノノフ「前泊・後泊して全力で楽しむ」 メンバーが訪れた店舗では早くも経済効果!?新潟・新発田市

4月12日からアイドルグループ、ももいろクローバーZのライブが開かれる新潟県新発田市。2日間であわせて2万人以上の来場が予想される中、ライブ直前のにぎわいを取材しました。

4月12日からアイドルグループ、ももいろクローバーZのライブが開かれる新潟県新発田市。2日間であわせて2万人以上の来場が予想される中、ライブ直前のにぎわいを取材しました。

■ライブ前日から多くの“モノノフ”が!「全力で楽しみたい」

【齋藤正昂アナウンサー】
「駅前のアーケードにはライブを告知するポスターがずらりと並んでいるなど、市全体でモノノフを歓迎する体制が整っています」

4月12日と13日の2日間、アイドルグループ、ももいろクローバーZの野外ライブが開かれる新発田市。

11日はライブ前日にもかかわらず、多くのももクロのファン通称“モノノフ”の姿が見られました。

【ファン(神奈川から)】
「(Q.なぜ前泊を?)当日はやっぱり五十公野公園が主体になるので」

【ファン(長野から)】
「新発田市のおいしいものを食べたりしたい。ライブの日だけだと足りないので、前泊・後泊をして全力で楽しみたい」

その目的は観光!去年ライブが開催された京都府亀岡市では、なんと3億4500万円が市内で消費されたと推計されていて、新発田市としてもこのチャンスを逃さないよう入念に準備を進めてきました。

【新発田市観光振興課 渡辺貴守 課長】
「メンバー4人、それぞれ新発田市に来ていただいて、市長に会っていただいたり、市内の観光スポットを色々回ってもらった。新発田市内の観光PRをしていただいている」

■ももクロが訪れた店舗では早くも経済効果が!

実際に高城れにさんが訪れた新発田市出身の実業家・大倉喜八郎の別邸蔵春閣では…

【蔵春閣 大関正彦 副館長】
「こちらのテーブルの3番目におかけいただいた。モノノフの方はこの場所に座るのではなくて、隣に座られてカフェプランなんかを楽しんでいただいている」

一日で最大180人が訪れるなど、予想以上の反響があるといいます。同じく高城さんが訪れた月岡温泉にある店でも…

【新潟地酒premiumSAKE蔵 小林里花さん】
「れにちゃんが飲んだもの、試食してくれたものがやっぱり人気」

そこで訪れていたモノノフに予算を聞いてみると…

【ファン(東京から)】
「予算は正直あんまり決めていなくて…」

【ファン(東京から)】
「このイベントの趣旨が地域貢献というか、ここにお金を使うというところなので、それに貢献するという感じ」

お金を使うのを惜しまないことが大きな経済効果が生まれる要因の一つ。市内の酒蔵の売店ではライブに合わせて赤・黄色・ピンク・紫の4色のドリンクを特別に提供しています。

【ファン(名古屋市から)】
「赤推しという形でやっているので、赤を選んだ」

【王紋酒造 杉田昭彦 代表取締役社長】
「ももクロさんのそれぞれのカラーがあるので、それに合わせて4色つくって販売している」

好きなメンバーの色のドリンクを選べるほか、過去のグッズなどを飾った特設ブースを設け、ももクロとコラボした日本酒を販売するなどしてモノノフを歓迎しています。

【王紋酒造 杉田昭彦 代表取締役社長】
「通常の売り上げの5倍くらいは見込めるのかなと」

早くも経済効果が生まれている新発田市。ライブだけでなく開催される地域全体も大きく盛り上がることが期待されます。

新発田市はメンバーが実際に訪れた観光地をまとめた散策マップを作成するなど、盛り上がりを長く持続させる取り組みを行っていくということです。

最終更新日:Fri, 11 Apr 2025 18:55:38 +0900