
4月25日、新潟県上越市のスキー場で上越南消防署などが実施したのは、山林火災を想定した訓練です。
訓練の参加者の中には今年2月に岩手県大船渡市で発生した山林火災の現場で消火活動に当たった隊員も。
【岩手・大船渡市に派遣 金子進吾 消防指令】
「熱源を確認した中で、その都度、そのグリッド(場所)に出向いて、残火処理をするといった活動をしてきた。改めて山火事の怖さを思い知った」
大船渡の山林火災では、いくつものホースを連結しながら消火活動にあたったため、この日の訓練でも斜面を駆け上がり、ホースをつなぎがなら消火を行う手順を確認していました。
県内では風の強い日が多い春に林野火災が増える傾向にあることから、消防は火の取り扱いへの注意を呼びかけています。
【上越南消防署 小林功和 消防署長】
「特に風の強い日には、火の取り扱いに十分注意していただいて、安全に楽しく屋外を楽しんでいただきたい」