金品目的か…強盗殺人容疑で逮捕の小山大輔被告(33) 殺人と窃盗の罪で起訴 新潟・聖籠町の殺人死体遺棄事件

去年10月、新潟県聖籠町で発生した殺人・死体遺棄事件で、新潟地検は4月30日、強盗殺人の疑いで逮捕されていた33歳の男を殺人と窃盗の罪で起訴しました。

去年10月、新潟県聖籠町で発生した殺人・死体遺棄事件で、新潟地検は4月30日、強盗殺人の疑いで逮捕されていた33歳の男を殺人と窃盗の罪で起訴しました。

殺人と窃盗の罪で起訴されたのは、住居不定のリフォーム業・小山大輔被告(33)です。

起訴状などによりますと、小山被告は去年10月14日、新潟市中央区の小杉英雄さん(当時78歳)の自宅で小杉さんの首をロープで締め付けて殺害したほか、耐火金庫1台を盗んだ罪に問われています。

小杉さんを殺害後、すぐに遺体を車で聖籠町の空き家に運び、放置していた小山被告。

さらに小杉さんを殺害した翌日には、山形市の伊藤貴章被告と共謀し、3度小杉さんの自宅に侵入。身分証や印鑑を盗み、小杉さんの口座から別の口座に約345万円を不正に移しました。

この詐欺事件を巡る伊藤被告の裁判では…

【伊藤貴章 被告】
「ほかに売って金になりそうなものがあればと言われた」

小山被告が金品に執着していたことが明らかに。さらに…

【小山被告の知人】
「(知人から)新潟の塗装をやってくれと。2件やったが、それが小山容疑者の(扱っている)物件だった。お金も入ってこなくて、(他にも)お金が入っていない業者はいっぱいあると思う」

小山被告には事件前から金銭トラブルがあったと話す人も。

警察が強盗殺人の疑いで逮捕したものの、殺人と窃盗の罪で起訴した理由について新潟地検は「現状の捜査の結果を踏まえて判明した事実で判断した」とコメントしています。

また、小山被告の認否については明らかにしていません。

最終更新日:Wed, 30 Apr 2025 18:44:28 +0900