

昨シーズン、クラブ史上初のタイトルをかけ、YBCルヴァンカップ決勝で激闘を繰り広げたサッカーアルビレックス新潟。今年もその舞台を目指して戦いましたが、道のりは険しく3回戦でその幕を下ろしました。
去年11月、東京国立競技場。
大会最多を更新する6万2000人超えのサポーターが詰めかける中、名古屋グランパスとPK戦にもつれこむ激闘を繰り広げたアルビ。
しかし、クラブ史上初のタイトルはわずかに届かず。
【堀米悠斗キャプテン】
「アルビは、まだまだ先があるチームなので、また必ずこの舞台に戻ってこられるようにみんなで努力したい」
それから半年…決勝の舞台に戻るため、アルビは5月21日、3回戦で東京ヴェルディと激突しました。
【樹森大介 監督】
「結果が出ていないので、きょう勝利をつかむことでリーグ戦が良い方向に進めばいいなと思っている」
リーグ戦では、2勝7分け7敗と、なかなか勝てていないアルビ。
リーグ戦からメンバーを全て入れ替え臨んだ21日の試合には、平日にも関わらず8000人以上のサポーターが詰めかけました。
しかし、前半7分。前掛かりになったところで相手のカウンターを受けると、最後は木村の放ったシュートがディフェンスの股を抜けてゴールネットに吸い込まれ、先制を許します。
さらに、後半32分にもヘディングでゴールを奪われ、2点を追いかける展開となったアルビ。
後半は流れを変えるため、奥村と長谷川をピッチへ。すると、攻撃に勢いが生まれ、後半2分にはケガから復帰した谷口、後半11分には長谷川がシュートを放ちゴールへと迫ります。
フレッシュな選手を投入しながらゴールを目指しましたが、東京Vの守備陣に阻まれ得点を奪うことはできず2-0で敗戦。
1次ラウンドで敗退し、プレーオフラウンド進出とはなりませんでした。
【谷口海斗 選手】
「チームとして、もっとコミュニケーションを取ったり、統一感を持ってやらなければいけないところはある。チーム全体として意識をまとめていかないといけないのかなと思う」
【早川史哉 選手】
「チームの誰一人欠けることなく、もう1回、自分たちに矢印を向けて、練習からしっかり取り組んでいく以外ない」
この雪辱はリーグ戦で…次の試合は25日、ホームで湘南ベルマーレと対戦します。
最終更新日:Thu, 22 May 2025 19:11:44 +0900