新潟で礎築いた大の里 “歴代最速”で横綱昇進へ!現記録保持者は新潟市出身の羽黒山「新潟にゆかりある方が横綱に…非常にうれしい」

初土俵から13場所、歴代最速での横綱昇進を確実にした大関・大の里ですが、実は現在記録を持っているのは16場所で横綱に昇進した新潟市出身の横綱・羽黒山です。その横綱・羽黒山の資料が展示されている新潟市からも期待の声が寄せられています。

初土俵から13場所、歴代最速での横綱昇進を確実にした大関・大の里ですが、実は現在記録を持っているのは16場所で横綱に昇進した新潟市出身の横綱・羽黒山です。その横綱・羽黒山の資料が展示されている新潟市からも期待の声が寄せられています。

新潟市西蒲区にある『中之口先人館』。

展示されていたのは、新潟市西蒲区中之口地区出身で県内唯一の横綱・羽黒山の等身大蝋人形です。

【中之口先人館 田村勇次 館長】
「羽黒山は身長179cmなので、(力士としては)だいぶ小さい」

羽黒山が横綱に昇進したのは1941年。初土俵からわずか16場所での昇進でした。

この羽黒山が持つ最速昇進記録の更新が確実視されているのが、県内で力士の礎を築いた大の里。

初土俵から13場所目での昇進となれば、羽黒山を超える史上最速記録として角界の歴史に刻まれることになります。

【中之口先人館 田村勇次 館長】
「本当に羽黒山に次ぐ、新潟にゆかりのある方が横綱になるということで非常にうれしく思う」

日本中が新横綱誕生に期待を寄せる中、田村館長は中之口先人館に“横綱・大の里”の名札が展示される瞬間を心待ちにしています。

【中之口先人館 田村勇次 館長】
「歴代の横綱の名札があるので、新たに大の里の名札を設置したいと思っている」

日本相撲協会は5月28日に開く臨時理事会で大の里の横綱昇進を正式に決定する見込みです。

最終更新日:Mon, 26 May 2025 18:54:32 +0900