新潟・魚沼市の企業も申請 “備蓄米随意契約”に19社・約9万tの申し込み 今回放出分は5kg2000円ほどの水準に

5月26日、受け付けが始まった備蓄米の随意契約。農林水産省は午前9時時点で新潟県魚沼市の企業など19社が申請したと発表しました。

5月26日、受け付けが始まった備蓄米の随意契約。農林水産省は午前9時時点で新潟県魚沼市の企業など19社が申請したと発表しました。

【小泉進次郎 農水相】
「24時間経ってない中で、すでに9万tという形で申し込みをいただいています」

小泉農林水産大臣は26日、受け付けが始まった備蓄米の随意契約について、申請をした事業者が午前9時時点で19社にのぼり、あわせて約9万t分の申し込みがあったことを明らかにしました。

申請を行った事業者のうち、『アイリスオーヤマ』や『ドン・キホーテ』を運営する会社は内諾を受けたということです。

一方、県内からは米の販売などを行う魚沼市の『諸長』が令和3年産と4年産あわせて6000tを申請。諸長は正式な契約の通知を受けてから販売時期などについて検討するとしています。

今回放出する備蓄米について、農水省は5kgあたり2000円ほどになる水準だとしています。

小泉大臣はまずは、“異常”なコメの価格を抑えた後に生産者も納得できるようなコメの価格について議論していく考えです。

【小泉進次郎 農水相】
「消費者・生産者ともに納得できるような、一致点を見いだすような冷静で重要な議論ができる環境をつくっていきたい」

備蓄米の引き渡しは早ければ5月29日にも行われる見通しです。

最終更新日:Tue, 27 May 2025 18:35:31 +0900