まもなく出水期“事前の備え”を！新潟県がハザードマップの確認など呼びかけ「自らの命は自ら守るという意識持って避難行動を」

まもなく梅雨入りを迎え、水害や土砂災害の危険性も高まります。そうした出水期を前に、新潟県は自分の住む地域のハザードマップを確認しておくことなど事前の備えを呼びかけました。

【県危機対策課　川辺英昭 課長】
「いざというときに迷うことなく避難するためには、日頃からの備えが必要。洪水や土砂災害のハザードマップを確認して、自宅や周辺にどのような災害のリスクがあるのか確認していただきたい」

6月6日、県の危機対策課などが会見を開き、呼びかけたのは、これから迎える出水期に向けた事前の備えです。

県内では2022年に村上市や胎内市・関川村に大雨特別警報が発表され、大規模な水害が発生。

死者は出なかったものの、JR米坂線はいまだ一部区間で運休が続くなど被害の爪痕が深く残っています。

こうした中、県は事前に自宅周辺のハザードマップを見て避難が必要な地域かどうかを確認することや自分の住む地域に避難指示が出た場合には迷わず避難することなどを呼びかけました。

【県危機対策課　川辺英昭 課長】
「自分は被害に遭うことはないだろうという正常バイアスというのが働きがちだが、基本的には自らの命は自ら守るという意識を持って避難行動を取っていただきたい」

県は県公式アプリの『新潟県防災ナビ』でハザードマップや河川カメラの映像など最新の情報が確認できるとして、アプリの活用も呼びかけています。

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