「自分好みの自転車を作りたかった」 4年間で40台以上の自転車を盗んだ無職の男の捜査終結…身勝手な動機で自転車盗繰り返す 新潟・西区

新潟西警察署は新潟市西区で2021年7月頃から今年2月頃までの間に40台以上の自転車を盗んだ疑いで逮捕していた無職の男(51)の捜査を終結したと発表しました。
押収された自転車 提供:新潟県警

新潟西警察署は新潟市西区で2021年7月頃から今年2月頃までの間に40台以上の自転車を盗んだ疑いで逮捕していた無職の男(51)の捜査を終結したと発表しました。

自転車を盗んだ疑いで逮捕されていたのは、新潟市西区内野町の無職の男(51)です。

男は今年4月2日、新潟市西区内の路上で職務質問を受けた際、乗っていた自転車が盗んだものであることが発覚。窃盗の容疑で逮捕されました。

警察が男の自宅に行くと、自宅敷地内には50台を超える自転車が置かれていて、男は「すべて盗んできたものだ」と話したということです。

男は4月22日にも別の自転車を盗んだ疑いで再逮捕されています。

その後の余罪捜査の結果、警察は男の自宅敷地内にあった自転車のうち42台の自転車(時価合計約104万7500円相当)を立件。うち35台については窃盗(自転車盗)で、7台については占有離脱物横領で男を送致したということです。

すべての自転車が新潟市西区内の駐輪場や駐車場から盗まれていて、男は当初、無施錠の自転車のみを盗んだと話していましたが、施錠されたものについてもカギを壊して盗んでいたということです。

警察の調べに対し、男は「盗んだことは間違いありません」と容疑を認めていて、動機については「部品を集めて自分好みの自転車を作りたかった」という旨の供述をしているということです。

新潟西署管内では今年に入り自転車盗難被害が増加傾向にあり、駐輪する際は施錠を徹底してほしいとしています。

最終更新日:Thu, 12 Jun 2025 22:00:00 +0900