

能登半島地震によって液状化被害を受けた新潟市の公園が復旧工事を終え、7月12日、再開しました。
【記者リポート】
「液状化被害に遭った鳥屋野交通公園ですが、ゴーカートの約700mの舗装などを終え、きょうから再開されます」
約1年半ぶりにゴーカートのエンジン音が戻ってきた新潟市中央区の鳥屋野交通公園。去年1月の能登半島地震は、この公園にも大きな被害をもたらしました。
【松村道子キャスター(去年1月)】
「子どもたちに人気のゴーカートの走行路。その中央部分、コンクリートが大きく陥没している箇所があります」
鳥屋野運動公園野球場と球技場と並び合っている鳥屋野交通公園。このうち、野球場は建て替えが決まっていて、球技場は今年度中の工事完了を目指しています。
【鳥屋野交通公園 堀順一 館長】
「(3施設の中で)交通公園が一番に開園したということで、少しずつ周辺も元気になってくれればいいなと思う」
その言葉の通り、この日は公園のあちらこちらで元気な姿が見られました。
【子ども】
「楽しい」
【保護者】
「きょうオープンするということで朝から楽しみにしてきた」
この日を待ちに待っていたのは施設のスタッフも同じです。
【鳥屋野交通公園 堀順一 館長】
「前がどんな状態か忘れるくらい期間が空いたが、やっと施設も生き返ったような感じがして、私の気持ちも生き返ったような感じがする」
復旧工事を経て戻ってきた子どもたちの歓声は地域に元気を与えています。
最終更新日:Mon, 14 Jul 2025 22:00:00 +0900