

全国に誇りたい新潟のグルメ。今回は24歳という若さで店を持ち、小学生の頃から夢見たラーメン職人として奮闘する夫婦を取材しました。
新潟市西区に店を構える『支那そば万作』。
この時期訪れるお客の目当ては、山盛りのネギが乗った〈ネギチャー冷やし中華1300円〉。キュウリや錦糸卵、赤いチャーシューなどを美しく盛り付けたボリューム満点の一皿です。
【お客】
「暑い時はやっぱり冷やし中華食べたいなと。待っていた」
店は真島和暉さんと奈津実さん夫婦が二人三脚で営んでいます。
【万作 真島奈津実さん】
「(夫は)ラーメン屋さんというより料理人。ラーメンについては熱く語って、強いこだわりがある」
冷やし中華の麺は製麺所に特注したストレートの細麺を使用。タレには冷やし中華で定番の“アレ”が入っていません。
【万作 真島和暉さん】
「お酢が入っていない。ニンニクとショウガの香りを味わってほしくて、あえて抜いている。グラム単位で砂糖の量を増やしてみたり、調整しながら今の味になった」
【長谷川珠子アナウンサー】
「コシのある麺。タレはニンニクの香りが豊かで、甘めの味付けです。からみの効いたネギとよく合います」
納得のいく一杯を作るため、計算に計算を重ねてラーメンづくりに没頭する真島さん。
【万作 真島和暉さん】
「幼少期からラーメンが好きで、父と土日になると食べ歩いていた」
小学4年の時には、すでにラーメン作りに挑戦し、自らの店を持つという夢をぶれずに追いかけてきました。この日はそんな幼少期を思い出させるお客が…
【灰野当義くん】
「お腹いっぱい。いつも食べ終わったら」
父と一緒に店を訪れていた小学6年の灰野当義くん。
【灰野当義くん】
「料理人になることが夢。家でよく料理を作るが、みんなおいしい、おいしいと言って食べてくれるから」
この光景に…
【万作 真島和暉さん】
「昔の自分を見ているよう。これが、僕が目指していた姿。新潟の方に愛し続けてもらえるお店を目標にしていく」
幼い頃の自分が感じたおいしさを次の世代へ!若き職人の挑戦は続きます。
最終更新日:Wed, 13 Aug 2025 19:38:17 +0900