新潟市“防災庁”誘致に名乗り「日本海側の地域が代替機能を果たすことが重要」中原市長が内閣府に要望書提出へ

新潟市の中原市長は、災害発生時の司令塔として政府が来年度の設置を目指す防災庁について、新潟市への誘致を図る考えを示しました。

新潟市の中原市長は、災害発生時の司令塔として政府が来年度の設置を目指す防災庁について、新潟市への誘致を図る考えを示しました。

新潟市への防災庁誘致の意向は、中原八一市長が21日の会見で明らかにしました。

【新潟市 中原八一市長】
「首都圏を含む太平洋側との同時被災リスクが低い日本海側の地域が、代替機能を果たすことが重要である」

政府は災害発生時の司令塔となる「防災庁」を来年度に設置することを目指しています。

これまで全国の自治体が誘致に名乗りを上げていますが、中原市長は新潟市に設置するメリットとして、各地域と繋がる高速道路ネットワークが整備されていることや、国際港湾である新潟港を有していることなどを挙げます。

【新潟市 中原八一市長】
「新潟港については東日本大震災において太平洋側の代替機能を果たしたという経験もあるので、そうした新潟市の強みを生かしていければ」

新潟市は今月29日に、内閣府に誘致に向けた要望書を提出する予定です。

最終更新日:Fri, 22 Aug 2025 12:00:54 +0900