猛暑や大雨が影響?珍しい“サトイモの花”開花「何年もやっているが初めて見た」新潟・佐渡市

新潟県佐渡市で「東日本で花をつけるのは非常に珍しい」と言われるサトイモの花が咲きました。夏の猛暑と大雨がその開花に影響しているようです。
斉藤さんが撮影したサトイモの花

新潟県佐渡市で「東日本で花をつけるのは非常に珍しい」と言われるサトイモの花が咲きました。夏の猛暑と大雨がその開花に影響しているようです。

景勝地・大野亀が臨める佐渡市両津地区願。ここでサトイモを育てている斉藤さん夫妻が見つけたのが…

【斉藤芳宏さん】
「何年もやっているけど、初めて花を見た」

【斉藤豊美さん】
「カラーとかミズバショウみたいな感じだなと思って」

斉藤さんが撮影したサトイモの花。カラーやミズバショウも同じサトイモ科、それらと同様の清楚な花を咲かせていました。

県・園芸研究センターによりますと、サトイモの原産地はインドからマレー半島にかけてで、高温多湿を好むということですが、この夏の佐渡も…。

【斉藤芳宏さん】
「暑くて、暑くて、ちょっと畑仕事をしても、汗がだらだら出て暑かった」

さらに、佐渡市では8月上旬以降、大雨が降ったことから山から水を引いている斉藤さんの畑にも大量の雨水が流れ込み、土壌は湿度の高い状態になっていたといいます。

斉藤さん夫妻は、今後、花をつけそうなサトイモも確認。猛暑が影響し、開花したサトイモですが…

【斉藤芳宏さん】
「やっぱり暑いので、作物や稲に影響が出ているけど、早く雨が降って涼しくなってもらいたい」

珍しい花を楽しみながらも、残暑が過ぎ去ることを願っていました。

最終更新日:Fri, 22 Aug 2025 22:00:00 +0900