

15日の新潟市中央卸売市場。
【氏田陽菜アナウンサー】
「こちらの市場で出荷のピークを迎えているのは、秋を代表する花の一つ菊です」
お墓参りや結婚式など、幅広いシチュエーションで使用される菊。
色とりどりの花が並ぶ一方で、今年は厳しい暑さの影響を受けたと言います。
【新花 総務部 池田紀行 主任】
「気温が高くなると生育が止まってしまう性質がある。夏場から秋口にかけて
若干入荷量が減っていた。」
ただ、徐々に気温が下がっていくこれからの時期は、様々な菊が入荷する見込みです。
【新花 総務部 池田紀行 主任】
「咲き方が何種類かある。用途によって使い分けることで色んなシーンで活躍できる花です。」
丸い形が特徴の「ピンポン咲き」や
花びらが細長い糸状に伸びた「スパイダー咲き」など、その形は様々。
さらには・・・
【新花 総務部 池田紀行 主任】
「お彼岸用の墓花というと白い菊、黄色い菊やススキを合わせていくが、これは可愛らしいタイプ。」
若い世代を中心に今、菊の花束が人気を集めています。
【新花 総務部 池田紀行 主任】
「カラフルにすることで季節感を感じられると思う。」
また、菊は長く楽しめるのも特徴の一つ。
茎を少し切りながら毎日水を替えることで、2週間ほど綺麗な状態を保てるといいます。
まもなくやってくるお彼岸に、色鮮やかな菊の花を供えるのもいいかもしれません。