「新潟に行くのはとても辛い」横田早紀江さんが新潟への複雑な思いを語る 祈りの会は246回目に

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの母・早紀江さんが16日、支援者の会に出席し、「新潟に行くのは辛い」と拉致が起きた新潟への複雑な思いを語りました。

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの母・早紀江さんが16日、支援者の会に出席し、「新潟に行くのは辛い」と拉致が起きた新潟への複雑な思いを語りました。

横田早紀江さんの支援者による祈りの会は2000年に始まり、16日で246回目を数えました。

この中で早紀江さんは、1977年に中学1年生だっためぐみさんが新潟市で行方不明になった当時の苦しい心情を振り返りました。

【横田早紀江さん】
「自分がいなくなりたい。そんな思いを抱えながら新潟の浜辺のありさまを忘れることができませんし、新潟に行くのはとても辛いですね」

10月5日に61歳の誕生日を迎えためぐみさん。早紀江さんは、自身が来年2月に90歳になることにも言及し、「気持ちの上では若く頑張りたい」と話しました。拉致問題を巡っては、11月3日に東京で被害者の救出を訴える「国民大集会」が予定されていて、新たな総理大臣が出席する見込みです。

最終更新日:Fri, 17 Oct 2025 12:22:44 +0900