
日に日に寒さが強まり、温かい鍋が恋しい季節となりました。そんな鍋料理で香りの主役となる『春菊』が出荷のピークを迎えています。栄養価が高く、風邪予防にも効果的なことから幅広い年代に親しんでほしいということです。
【氏田陽菜アナウンサー】
「燕市の農業用ハウスに50m以上ズラリと並ぶ春菊青々とした香りが広がっている」
燕市の佐渡地区で今、出荷のピークを迎えているのが冬の味覚・春菊です。
【春菊生産者 吉田晴信さん】
「(摘むとき)ポキポキいうほうがおいしいと思う」
今年は厳しい残暑などに見舞われたものの、その後は天候も落ち着き品質は回復。例年通りの出来に仕上がっているということです。
【春菊生産者 吉田晴信さん】
「鍋にしても炒め物にしてもちょうどいいおいしさだと思う」
かたさも香りも今の時期が最もいいという春菊。鍋料理のほか、油との相性がいいことからベーコンとともに炒めたり、生のままサラダにトッピングしたりするのもオススメだと言います。
そんな取れたての春菊をいただきました。
【氏田陽菜アナウンサー】
「スーッとします。ハーブのような香り。シャキシャキとしていて、ほんのり苦いですが後味は甘いです」
春菊はビタミンEやカルシウムなど豊富な栄養素を含んでいるのも特徴です。
【春菊生産者 吉田晴信さん】
「できたら2日に1回くらい食べてもらえたら健康に非常に良いと思う。春菊を使って温かい家族で食事をしていただきたい」
春菊の収穫は来年3月ごろまで続き、JAの直売所や県内のスーパーなどで販売されます。
最終更新日:Sat, 15 Nov 2025 10:00:00 +0900



