
年末に向けて人の動きが活発になるこの時期に気をつけたいのが交通事故です。12月11日、新潟県の冬の交通事故防止運動が始まり、新潟市では園児が交通ルールを学びました。
11日朝、新潟市江南区役所で行われたのは、この日始まった冬の交通事故防止運動に合わせた出発式です。
出発式には地元の園児などが参加し、道路を渡るときには『止まる・見る・待つ』の3つを守ることを、ショーを交えて学びました。
【園児】
「(Q.道路を渡るときに気をつけることは?)手を上げる」
【園児】
「右見て、左見て、もう一回右見る」
交通安全を学んだ園児たちはその後、大人たちにパンを配り、そのやわらかさになぞらえ“優しい運転”を呼びかけました。
【園児】
「ふんわりアクセルお願いします」
今年県内では12月10日までに約2300件の交通事故が発生し、53人が死亡しています。
【江南警察署 本間香織 交通課長】
「横断歩道を渡るときは、“渡るよサイン”として手を上げたり、合図を送ったりしてドライバーに“これから渡りますよ”という意思を示してしっかり安全確認をして渡っていただきたい」
警察などは忘年会など酒を飲む機会が増えることから飲酒運転をしないことや雪道では速度を抑え、ゆとりを持って運転することなどを呼びかけています。
冬の交通事故防止運動は12月20日まで行われます。
最終更新日:Fri, 12 Dec 2025 05:00:00 +0900


