
新潟県長岡市の水族館では、今年の干支“午”にちなんだ魚が来館者の新年に彩りを添えています。馬との意外なストーリーを持つ珍しい魚に、子どもから大人まで夢中の様子です。
長岡市にある寺泊水族博物館。オープンから43年を迎え、県の内外から長きにわたって愛されるこちらの施設で今、展示されているのが…
【高濱優生乃アナウンサー】
「小さくてかわいらしい。銀色に輝いていますね。張り紙には“馬魚”と書いてあります」
展示されていたのは、今年の干支・午にちなんだ魚『馬魚(ばぎょ)』です。正式名称は『ワタカ』といい、日本固有の淡水魚で体長約20cmのコイ科の魚です。
見た目には“馬”の要素が見当たりませんが…
【長岡市寺泊水族博物館 蝶名林基 技師】
「後醍醐天皇の愛馬が池のほとりで命を落として、その池に偶然いたこのコイが水草を食べる様子から、その魂が乗り移った魚としていわれている」
【訪れた人】
「あの草を食べるんですか?知らなかった。馬という名前がつく魚がいるのは知らなかった」
馬魚と呼ばれているからか、よく見るとその顔は面長に見えなくもありません。ただ、訪れた人からは率直な声もあがります。
【訪れた人】
「あまり馬感のある魚ではない」
これに対し、スタッフも…
【長岡市寺泊水族博物館 蝶名林基 技師】
「飼育はしているが、あまり馬には見えないのかなとは思っている。そういった名前から生きものに興味を持っていただいて、色々ご自身で調べていただくと、おもしろい発見があると思って展示している」
その言葉通り、来館者からは…
【訪れた人】
「(『ワカタ』という名前)初めて聞いた。あまり知っている魚ばっかりだとおもしろくないので初めて見られてよかった」
また、年始の時期に楽しめるのは、この馬魚だけではありません。
餌付けショーが行われている水槽では、新年を祝うフォトスポットで、ダイバーや元気に泳ぐ魚たちと特別な一枚を撮ることができます。
【長岡市寺泊水族博物館 蝶名林基 技師】
「展示生き物はそこまで活発に走り回ったりはしないが、皆さん良い年になるように水族館の整備も進めていくので、楽しみに来ていただければ」
馬魚は2月1日まで展示される予定です。
最終更新日:Tue, 06 Jan 2026 19:38:19 +0900




