
2月8日投開票の衆院選で議論を交わしてほしいのが地方の医療提供対策の確保に関する政策です。県内でも経営の悪化から病院の再編が進められ、どのように医療を提供できるのか、試行錯誤が続いています。
医師:「お正月もありましたが、体調はいかがですか?」
患者:「特に具合が悪いところはない。おかげさまで元気に過ごせています」
1月19日、十日町市で行われていたのはテレビ会議システムを使って医師が患者をオンラインで診察するオンライン診療のデモンストレーション。
診療に使う機材は看護師が患者の自宅などに持参するほか、脈や血圧なども自宅で測れることから患者の負担軽減にもつながるため、県が導入を検討しています。
その背景にあるのが、今年4月に迫る県立松代病院の無床診療所化です。
【県病院局 金井健一 局長】
「地域住民関係者の皆様におかれては、この度の改編に対する理解を切にお願いしたいと考えているし、持続可能な医療提供体制の構築に努めていきたい」
経営の悪化を受け、県は去年、県立十日町病院に入院機能を集約する方針を決定。
その代わりに県が導入を検討してきたのが、県立松代病院があるエリアでの在宅医療の充実・強化に向けた今回のオンライン診療でした。
【松代病院 吉嶺文俊 院長】
「電波がちょっと弱い感じもあったが、おおむねうまくつながって、普通のテレビ電話的なことはできた。基本的には対面の医療看護ケアは絶対必要」
医師からは、あくまでもオンライン診療は補完的な位置づけになるとの意見が聞かれた一方で…
【県立松代病院 板垣雅美 看護部長】
「雪が降っているとき、患者さんが診療所に来る回数を減らしてあげられる」
【松之山自治振興会 中島健男 理事】
「先生のほうを向いてとフォローしていただければ、パソコンの画面に慣れていない方も2~3回やれば慣れるのでは」
県は今後、オンライン診療の実用化に向けて調整を進めていく方針です。
最終更新日:Sun, 25 Jan 2026 19:00:00 +0900



