「採算性に課題ある」新潟空港の“アクセス改善” 利用者数が検討開始目安に届かず…県議会で花角知事が答弁

新潟空港のアクセス改善に向けた将来ビジョンについて、花角知事は県議会の答弁で「利用者数が検討開始の目安に達しておらず、財源の確保や事業採算性などで課題がある」との認識を示しました。

新潟空港のアクセス改善に向けた将来ビジョンについて、花角知事は県議会の答弁で「利用者数が検討開始の目安に達しておらず、財源の確保や事業採算性などで課題がある」との認識を示しました。

新潟空港の将来目指すべき姿とその実現への道筋について、県などが2023年にとりまとめた新潟空港将来ビジョンでは『アクセスしやすい空港』が取り組みの方向性の一つとして挙げられています。

中でも上越新幹線の乗り入れや白新線の延伸などといったレールの上を走る交通システム・軌道系アクセスの導入については、空港の利用者数が年間135万人を達成、または2025年度を経過した段階で検討する方針が示されていました。

そこで3月5日の県議会の一般質問では…

【真政にいがた 渡辺和光 県議】
「2025年度を経過した段階であれば、検討を始める時期は、もうまもなくに迫っている。そこで県はどのようなスケジュール・手法で、軌道系アクセス等の検討を行う方針か」

このように問われた花角知事は「アクセスの改善は利用の促進につながり、空港の活性化や県の拠点性向上につながる効果的な手段の一つ」としながらも…

【花角知事】
「令和6年度の空港利用者数は112万人にとどまり、軌道系アクセスの検討開始の目安とされる135万人に達しておらず、その整備にあたっては財源の確保や事業採算性などの課題があるものと承知している」

整備にあたっては課題があるとの認識を示し、今後の方針について「利用者ニーズや社会経済などの動向を踏まえ、まずは新潟市や経済団体の意見を聞きながら検討していく」と話しました。

最終更新日:Fri, 06 Mar 2026 05:00:00 +0900