
新潟県佐渡市で伝統芸能が披露されました。
室町時代の能楽師・世阿弥が滞在したと伝えられる新潟県佐渡市の正法寺に並べられた数々の能面。
【案内】
「妊婦の赤ちゃんを襲うという恐ろしい物語に使われるマスク」
【外国からの観光客】
「伝統的なことは本当におもしろい」
観光客など約230人が待ち望んでいたのは、ろうそくの灯りで浮かび上がる本堂を舞台に、世阿弥を偲び、能を舞う『ろうそく能』です。
主催者の高齢化を理由に、去年が最後の開催とされていましたが、全国の能の愛好家などから継続を願う声が上がり、関係者が力を尽くし、今年も演目が披露されることに。
この日は上越新幹線の一部列車に遅れが生じた影響で出演者の到着が遅れるトラブルがありましたが、なんとか無事に開催され、訪れた観客が幽玄な世界に酔いしれました。
【訪れた人】
「正法寺で行われるろうそく能の雰囲気が昔から好きで、今回の千手の退場していく哀愁のシーンがたまらなくよかった」
【主役・千手役 松木千俊さん】
「佐渡で能がもっともっと演じられる回数が増えることを切に願っている」
存続が危ぶまれていた伝統のまつりがもう一つ。
佐渡市相川地区で『獅子舞』や『豆まき』、そして『白刃』と呼ばれる邪悪なものを追い払う古武道の型を奉納する『戸地まつり』です。
演者は若い世代に代替わりし、地域の繁栄などを願って開かれました。
【演じた人】
「昔の世代から若い世代に切り替わったばかりなので、まだまだ勉強中」
【戸地総代 山本忠文さん】
「若い方が戻ってきてくれて、祭りのときだけだけど、やっぱりうれしい」
芸能の島に息づく地域独自の伝統を住民たちが大切に守り伝えています。
最終更新日:Tue, 20 Oct 2026 19:16:40 +0900




