【新潟大学 農学部 箕口秀夫 教授】
「クマの餌条件は非常に劣悪」
調査によりますと、県全体でブナは凶作、ミズナラとコナラは不作となっているということです。
特にブナの豊凶指数は「0.25」と、過去10年で2番目に低く、出没・目撃件数はすでに去年を上回る629件に上っています。
県は冬眠前のツキノワグマが餌を求めて人里へ大量出没する可能性が高いと警鐘を鳴らします。
【新潟大学 農学部 箕口秀夫 教授】
「クマにとっての秋は、まぎれもなく食欲の秋。クリ拾い・クルミ拾いなど、行楽・収穫には細心の注意を払う必要がある」
県はクマの出没範囲が広がっているとして、市街地などでもクマの出没に注意するよう呼びかけています。最終更新日:Tue, 26 Sep 2023 19:12:10 +0900