豪雨で被災 運休続く“米坂線”…復旧するには「復旧後の安定的な運営対策が課題」【新潟】

去年の豪雨で被災した米坂線について、JR東日本新潟支社長は「復旧するには、復旧後の安定的な運営対策が課題だ」と話しました。
去年の豪雨で被災した米坂線について、JR東日本新潟支社長は「復旧するには、復旧後の安定的な運営対策が課題だ」と話しました。

去年8月の豪雨で被災し、運休が続く米坂線。

JRは復旧費用に約86億円かかると試算していて、9月には沿線の自治体などと復旧に向けた議論を始めました。

一方、JR東日本新潟支社の白山弘子支社長は9月26日の会見で「現時点では復旧するか廃線するか、どちらとも決めていない」と強調。

【JR東日本新潟支社 白山弘子 支社長】
「沿線の人口の減少に比べると、鉄道のご利用者のほうが著しく減っているというのも、これ現実でございます」

復旧には国などによる費用の負担に加え、復旧後に安定した運営をするための利用促進対策などが課題だとし、今後、議論を深めていく考えを示しました。最終更新日:Tue, 26 Sep 2023 18:47:22 +0900