トキエアを巡っては、当初6月末としていた札幌丘珠線の就航予定日が、国の審査の遅れなどを理由に度々延期となっていて、12月以降に就航する可能性が高くなっています。
新潟、札幌ともに寒さの厳しくなる冬。こうしたなかトキエアは22日、デアイシングと呼ばれる作業の訓練を行いました。
【トキエア 新潟空港事務所 鈴木紀男所長】
「札幌丘珠も含めてですね、雪が深いということもありまして。実際に雪がついたときにそれを確実に落とすと、安全性を保つということが重要な訓練になっております」
デアイシングとは、機体が凍ることで運航できなくなったり、事故が発生したりすることを防ぐために、フライト前に雪などを落とすほか、雪や氷の付着を防ぐ”防除雪氷剤”を機体に散布するものです。
22日はデアイシングカーと呼ばれる車に作業員が乗り、機体と車との距離感や薬品を散布する手順を確認しました。
【トキエア 新潟空港事務所 鈴木紀男所長】
「社員一同、心的にはもう飛ぶつもりでやっておりますので、そこを踏まえていま準備作業をしているという段階になっています」
一方、整備規定の改定など、安全性に関する国の審査は現在も続いていて、就航日は決まっていません。最終更新日:Thu, 23 Nov 2023 09:03:19 +0900