【桶屋美圭アナウンサー】
「新潟が誇る西洋梨・ルレクチェが今年もたわわに実りました。きょうは青空のもと児童たちが収穫に挑戦です」
10月16日、新潟市南区の果樹園にやって来たのは、茨曽根小学校の3年生12人です。
茨曽根小学校では、地域の特産であるモモやナシそして、茨曽根が発祥の地と言われているルレクチエの栽培について学んでいます。
この日は、その授業の一環で、生産者の青山淳彦さんが栽培の大変さやブランドの意味などを伝えました。
【生産者 青山淳彦さん】
「ブランドというのは、お互いの、生産者とみんなの信頼関係だと思う」
青山さんの話を聞いた後は、さっそく収穫に挑戦です。
【児童】
「重いけど、もぐのは軽い感じ」
収穫したルレクチエは40日間かけて追熟させますが、この日は特別に追熟前のルレクチエを試食。
【児童】
「おいしい!」
【児童】
「甘い!かたいけど」
【児童】
「梨みたい」
今年も無事に収穫を迎えたルレクチエですが…
【生産者 青山淳彦さん】
「夏の雨が少なくて、厳しい連日の猛暑で、人間もそうだが、植物も悲鳴をあげていたので、ここに来るまで心配で。まだ心配はあるけど」
ただでさえ栽培が難しいと言われているルレクチエ。今年は猛暑や乾燥から守るため、青山さんは例年より多めに水を撒くなど手塩にかけて育ててきたと話します。
【児童】
Q.農家が苦労しているのを知っていた?
「知らなかった。すごく大変なんだなと思った」
【生産者 青山淳彦さん】
「何よりも、産地の生産者の思いと、自分たちがそれを感じて、大きくなってもらいたいのが願い」
児童たちは栽培の大変さに加えて、生産者の思いも学んだようです。最終更新日:Mon, 16 Oct 2023 18:46:18 +0900