5日に開かれた今年3回目の渇水情報連絡会には県の関係部局や新潟地方気象台から約20人が出席しました。
会議では、稲が枯れるなど被害を受けた田んぼの面積が、前回の調査から1週間ほどで136ヘクタール拡大していることや、ニシキゴイが新たに500匹死ぬなど農作物などへの被害が報告されました。
また、ダムの貯水率は新発田市の内の倉ダムで2.7%、五泉市の早出川ダムと妙高市の笹ヶ峰ダムで0%と、貯水率の低い状態が続いています。
【県 土木部河川管理課 酒井公生課長】
「だいぶ農作物の被害が出てきていると思っている。技術情報を発出したりダムからの放流、消雪用井戸の活用協力で最大限協力しているところ」
新潟地方気象台によりますと、県内は6日にかけて広く雨が降る見込みで、山沿いでは多いところで100ミリの降水が予想されています。
これまでの渇水でヒビ割れた田んぼに水がしみこみ、地盤が崩れる恐れがあることから、県は今後の気象情報に留意するよう呼びかけています。最終更新日:Tue, 05 Sep 2023 12:07:32 +0900