嫌がる同僚女性宅で淫らな行為に盗撮… 起訴内容認めた元新潟県警幹部「理性のタガが外れて…」

去年、新潟市内で酒に酔った同僚女性に対し、同意を得ずに淫らな行為をした罪などに問われている元県警幹部の男の初公判が1月11日、新潟地裁で開かれました。男は「間違いありません。被害者の方に申し訳なく思っている」と起訴内容を認めています。
去年、新潟市内で酒に酔った同僚女性に対し、同意を得ずに淫らな行為をした罪などに問われている元県警幹部の男の初公判が1月11日、新潟地裁で開かれました。男は「間違いありません。被害者の方に申し訳なく思っている」と起訴内容を認めています。

不同意性交等の罪などに問われているのは元県警本部・組織犯罪対策課の次長で、現在無職の梅川稔被告(56)です。

起訴状などによりますと、梅川被告は去年10月の夜、県警内部の飲み会後に新潟市内を走っていたタクシーの車内で酒に酔って抵抗できない20代の同僚女性に対し、同意を得ずにわいせつな行為に及んだ上、女性の自宅に行き、淫らな行為を行ってその様子の一部を撮影した罪に問われています。

11日の初公判で梅川被告は「間違いありません。被害者の方には申し訳なく思っています。すみません」と起訴内容を認めました。

自身も酒に酔っていてタクシー内でのわいせつ行為は覚えておらず、女性の自宅での犯行はおぼろげにしか覚えていないという梅川被告。

タクシーのドライブレコーダーや自ら撮影した犯行当時の映像を見せられ、犯行動機など問われると…

【梅川稔 被告】
「本当に思い出せない。理性のタガが外れて、抑えがきかなかったと思う」

一方、検察によりますと、刑事を目指していたという被害女性は事件のショックから現在休職していて、梅川被告に対しては厳しい処罰を望んでいるということです。最終更新日:Thu, 11 Jan 2024 19:06:57 +0900