【新潟交通 古川公一 代表取締役常務】
「今回のダイヤ改正において、運転士の充足状況に見合った調整を実施することといたしました」
退職者の増加や新規採用の苦戦からバスの運転手不足が続いている新潟交通。
現在は、運転手の時間外労働や休日出勤で運行を維持していますが、今年4月にドライバーの労働時間に関する法令が改正され、現行ダイヤでの運行が困難となります。
そのため、新潟交通は3月末から一日当たりのバスの運行本数を平日で134便、土曜・休日で97便減らすことを発表しました。
これは新型コロナ禍の2020年11月のダイヤ改正時に次ぎ、過去2番目の規模の減便です。
平日は減便本数の4割を午後7時以降の便が占め、最終便の発車時刻が繰り上がる路線もあります。
【新潟交通 企画調整課 林真道 課長】
「今後さらなる運転士不足が生じた場合は、路線の廃止・減便等の排除ができない状態」
一方で3月末に新潟駅直下のバスターミナルが開業する予定です。
これに伴い4つの路線で平日の場合、一日あたり合わせて161本が新潟駅の南北を縦断するようになります。
【新潟交通 古川公一 代表取締役常務】
「新潟駅南北の移動の円滑化が図られることにより、移動需要が増加をし、ひいては駅南北のまちの一体化に寄与するものと期待している」
新たなダイヤの詳細は2月19日に発表されます。最終更新日:Fri, 16 Feb 2024 19:34:17 +0900