紛失したのは、担当のクラス29人分の氏名・性別・生年月日・緊急連絡先が書かれた紙と、修学旅行に参加した生徒全員(84人)の氏名が書かれた紙です。
市教育委員会によりますと、中之島中学校は3月6日~8日まで関西方面に修学旅行に行っていて、8日午後7時ごろ、JR長岡駅から学校へ帰る貸し切りバス内で引率教師が連絡用に持参していた生徒名簿が見当たらないことに気づいたということです。その後、乗車した新幹線をはじめ、移動に利用した交通機関に問い合わせたものの、所在を確認できませんでした。
教師は東京駅から長岡駅に向かっている上越新幹線の座席前の網ポケットに入れたところまで確認していると話しているということです。
学校は9日に長岡駅前交番に遺失届を提出。12日に生徒の保護者全員にメールで概要を説明し、13日に保護者説明会を開催。保護者に経緯を説明し、謝罪したということです。
市教育委員会は、再発防止策として学校から個人情報を持ち出さないよう徹底するとしています。
市教育委員会の竹内正浩教育部長は「今後は個人情報の取り扱いにより一層留意するとともに、管理体制を強化し再発防止に努めます」とコメントしています。最終更新日:Thu, 14 Mar 2024 18:04:02 +0900