上越市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ陽性確認 約160羽の殺処分完了「リスク高まっていた」【新潟県】

上越市の養鶏場で今シーズン県内では初めて高病原性鳥インフルエンザが確認されました。

上越市の養鶏場で今シーズン県内では初めて高病原性鳥インフルエンザが確認されました。

【県 森永正幸危機管理監】
「高病原性鳥インフルエンザの疑いがあると判定された」

25日、上越市にある養鶏場から「ニワトリの死亡数が増えている」と上越家畜保健衛生所に連絡があり簡易検査を実施。高病原性鳥インフルエンザの疑いが出たため遺伝子検査を行って26日午前、陽性が確認されました。

この養鶏場で飼育されていた約160羽の殺処分は既に完了。県内の養鶏場での確認は今シーズン初めてで過去最も早い確認となっています。

今月21日には長岡市でも簡易検査で野鳥の陽性が確認されていました。

【県畜産課仲山美樹子課長】
「環境中のウイルスの濃度が高くなっているということは十分考えられるので、リスクが高まっていた」

県は県内の養鶏場などに対し対策の徹底を呼びかけています。

最終更新日:Sun, 27 Oct 2024 08:47:31 +0900