新潟署・新潟中央署の“統合”検討　捜査・警備活動の執行力強化へ 統合すれば署員数は県下最大規模に

新潟市中央区にある新潟警察署と新潟中央警察署について、県警が統合を検討していることが分かりました。統合すれば署員の数は県下最大規模となり、県警は捜査力などを強化する考えです。

新潟市中央区には現在、信濃川を挟んで新潟中央署と新潟署があり、市内8つの区で唯一2つの署が設置されています。

こうした中、行政区域と署の管轄区域の不一致を解消し、捜査や警備活動の執行力を強化するため、県警が2つ署の統合を検討していることが関係者への取材で分かりました。

関係者によりますと、統合後は現在の新潟署の庁舎に“新潟中央署”を設置。

一方、現在の中央署には、”本部の分庁舎”を初めて設置し、機動捜査隊などの活動拠点として初動対応の支援にあてる方針です。また、地域向けの窓口も設置し、引き続き地元住民の相談や落とし物などに対応する考えです。

統合すれば署員数は県下最大規模となり、県警は地元住民の理解を得た上で、早ければ来年の2月県議会で関連する予算を提案し、再来年度の統合を目指します。

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