まもなく出荷の最盛期を迎える青森産のリンゴを紹介します。
2月3日朝、新潟市中央卸売市場の一角で色鮮やかに輝いていたのが青森県産のリンゴです。
収穫量日本一を誇る青森県産のリンゴですが…
【新潟中央青果 果実第二事業部 中山幸音さん】
「気象状況や様々な影響で36万t~37万tの出荷量となっていて、ここ数年は出荷量は落ち込み気味」
生産者の減少や夏の猛暑により、ここ数年の出荷量は例年と比べ6万tほど減少。さらに燃料費の高騰なども重なり、価格はこれまでと比べ、約2割上がっています。
こうした中でも、甘さと酸味のバランスがちょうど良く人気な品種“サンふじ”は、冬に気温が一気に下がったことで実が締まり、仕上がりは上々のようです。
そのおいしさには秘密もあるようで…
【新潟中央青果 果実第二事業部 中山幸音さん】
「通常はリンゴを赤くするため、葉をとって色を付け育てるが、サンふじは葉をとらず育てる」
葉をとらずに成育させる『葉とらず栽培』により、葉からも栄養を得られるため甘さが増したリンゴになるといいます。
【記者リポート】
「すごくみずみずしいリンゴのしっかりとした甘みと、ほんのりとした酸味が加わってとてもおいしいです」
【新潟中央青果 果実第二事業部 中山幸音さん】
「リンゴは1日1個食べるだけで健康になれるというほど食物繊維やビタミン、その他、様々な栄養素が豊富。老若男女関わらず色んな人に手にとってもらいたい」
リンゴの出荷は来週からピークを迎えます。
最終更新日:Mon, 03 Feb 2025 18:57:28 +0900