組織的関与など真相究明を…新潟県 官製談合事件受け“裁判記録”確認へ「内部統制の仕組みに問題あった」

新潟県新発田地域振興局が発注した工事の入札をめぐる官製談合事件を受け、県庁で2月10日、5回目となる県庁の組織風土・内部統制に関する有識者会議が開かれました。

新潟県新発田地域振興局が発注した工事の入札をめぐる官製談合事件を受け、県庁で2月10日、5回目となる県庁の組織風土・内部統制に関する有識者会議が開かれました。

冒頭以外非公開で行われた10日の会議では、現職の県職員に対する聞き取り調査の結果などを基に有識者が報告書の作成に向けた今後の方針について話し合いました。

また、県議会で、事件の裁判記録も確認し、組織的な関与など真相を究明するよう指摘の声が挙がっていたことを受け、次回の会議で裁判記録を閲覧することを決めたということです。

【有識者会議 中村葉志生 座長】
「県庁の内部統制の仕組みに問題があったと認識しているので、(報告書は)内部統制のあり方について、どんな取り組みができるか提案させていただくような要点となっている」

有識者会議は次回の会合の内容を踏まえ今年度中に報告書を作成し、県に提出したい考えです。

最終更新日:Mon, 10 Feb 2025 19:12:04 +0900