ホテルでノロウイルスによる食中毒が発生 10歳未満から70代の29人に下痢や吐き気・嘔吐などの症状 新潟・湯沢町

新潟県は2月28日、湯沢町のホテル「シャーレゆざわ銀水」に宿泊した宿泊客29人がノロウイルスによる食中毒になったと発表しました。
NST新潟総合テレビ

新潟県は2月28日、湯沢町のホテル「シャーレゆざわ銀水」に宿泊した宿泊客29人がノロウイルスによる食中毒になったと発表しました。

2月18日午後、相模原市から新潟県に、2月11日に湯沢町内のホテル「シャーレゆざわ銀水」に宿泊した複数人が胃腸炎症状を呈している旨の連絡がありました。また、18日午後7時ごろ、東京都から新潟県へ、2月15 日に同ホテルに宿泊した複数人が胃腸炎症状を呈している旨の連絡がありました。

南魚沼保健所が調査した結果、2月11日及び15日に同ホテルに宿泊し、同ホテルが提供した食事を食べた16グループ39人中、13グループ29人から下痢、吐き気、発熱、おう吐等の症状が出ていたことが判明。検査の結果、9グループ16人及び調理従事者1人の便からノロウイルスが検出されました。

保健所は、患者に共通する食事が同ホテルが提供した食事に限られること、患者及び従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、同ホテルが提供した食事を原因とする食中毒と断定しました。なお、患者は全員快方に向かっているということです。

最終更新日:Fri, 28 Feb 2025 18:24:43 +0900