
新潟市の高校で3月11日、SNSの安全な利用方法などを学ぶワークショップが行われました。
11日、新潟市西区の日本文理高校で行われたワークショップ。
テーマは『SNSの利用』についてです。
放課後に生徒Aが生徒Cをからかうトラブルが発生。その様子を見ていた生徒BがSNSに限定公開で投稿し、その投稿を見た生徒Dが「これは良くない」と正義感から動画を誰でも見られる設定で再投稿してしまい大炎上することを想定して議論が行われました。
【生徒】
「再投稿して生徒Aの悪事が広がり、生徒Aに少しでも反省してもらえたら」
生徒Dを擁護する声も上がる一方で…
【生徒】
「生徒Bは非公開だからいいということではなく、もしものことを考えて行動するべき」
「動画を撮影せず、その場でAの行動を止めることが重要だ」という声が多くあがりました。
県警によりますと、去年、SNSにおけるいじめの認知件数は71件となっていて、2018年に比べ、約20件増えています。
【日本文理高校1年 登條優生さん】
「正しいSNSの使い方を教わったので、もし友達が悪い使い方をしていたら、正しく使うよう伝えたい」
【県警生活安全部サイバー犯罪対策課 山本卓臣さん】
「大人になってからトラブルや事件など自分が嫌な思いをしない、人に嫌な思いをさせないようにする活動を続けていく」