専門家に聞く“ガソリン”節約ポイント 給油は『少しずつ』よりも『満タン』がお得 “エコドライブ”もガソリン代節約に

中東情勢の悪化により、日々ガソリンの価格が変動している。特に車社会の地方においては家計に大きな影響を及ぼすガソリン価格だが、専門家に節約のポイントを取材した。
NST新潟総合テレビ

中東情勢の悪化により、日々ガソリンの価格が変動している。特に車社会の地方においては家計に大きな影響を及ぼすガソリン価格だが、専門家に節約のポイントを取材した。

■ガソリン価格の高騰…お得に給油するには?

ガソリン価格高騰

アメリカとイランの和平交渉が決裂し、エネルギー輸送の要衝・ホルムズ海峡の封鎖が続いているため、政府による石油元売りへの補助があっても日々変動するガソリン価格。4月13日時点の価格は4週ぶりに値上がりしている。

3月、ガソリンスタンドを取材した際には、ドライバーからは「満タンにしないで、遠出も我慢して仕事の往復くらい。生活に影響出る」などの声が聞かれた。

自動車の利用率が高い車社会の新潟県において、ガソリン価格の高騰は家計への大きな打撃に…。

節約アドバイザー 丸山晴美さん

そこで、ガソリンの上手な節約方法を長岡市出身の節約アドバイザー・丸山晴美さんに取材。丸山さんが、まずポイントに挙げるのが支払い方法だ。

「そのガソリンスタンドと連携しているクレジットカード。こちらで払うと、リッターあたり2円であったり、割引同様のメリットを受けることができる」

ガソリンスタンドと提携しているクレジットカードや、ポイントカードを活用することでお得に給油できるという。

■給油は満タン?少しずつ?節約になるのは…

ドルコスト平均法

ただ、ガソリン価格の変動が大きい状況下において気になるのが、ガソリンが高い時、満タンにして給油するのか、少しずつ給油するのか、どちらが節約になるのか…。

丸山さんは「安いときに満タンにするのが結論。なぜ細かく入れると良くないかというと、ガソリンスタンドが近くにあればいいが、そうじゃない時はガソリンスタンドまでの距離分が余計にかかってしまう。ガソリンは最近、皆さんの生活の中で特に気にしている部分だと思うが、1円2円の変動とかで一喜一憂する人は、これは投資の手法でも言われているが、ドルコスト平均法という手法があって、毎月3000円ずつ入れていくと」と提案する。

『ドルコスト平均法』とは価格が変動する商品に対して、毎月同じ金額を投資する仕組みのことで、価格が高い時には買える量が少なくなり、価格が安い時には買える量が多くなる。この方法を用いることで、価格変動へのストレスを軽減することができると丸山さんは推奨する。

■環境省推奨『エコドライブ』実践を!

エコドライブ

このほか、地域ごとのガソリン価格を比較できるサイトを活用するなど様々な節約方法があるが、丸山さんは「大切なのは安く入れる方法もそうだが、エコドライブも大事」という。

環境省が推奨する低燃費で安全を考えた運転『エコドライブ』には10項目がある。

●自分の燃費を把握しよう
●ふんわりアクセル“eスタート”
●車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
●減速時は早めにアクセルを離そう
●エアコンの使用は適切に
●ムダなアイドリングはやめよう
●渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
●タイヤの空気圧から始める点検・整備・不要な荷物はおろそう
●走行の妨げとなる駐車はやめよう

丸山さんはこうしたエコドライブを実践することが重要だと強調する。

「たとえば車の中に荷物とか配送品みたいなものを入れている人も多いと思うが、100kgの荷物を乗せて走ると、3%程度燃費が悪化する」

ゴルフバックやスキーキャリアなどの外装品も使用しない時は車から下ろしておくと燃費が改善するという。

様々な物の価格高騰が続く中、少しの工夫の積み重ねが大きな意味を持つと言えそうだ。

最終更新日:Sat, 25 Apr 2026 19:00:00 +0900