新潟からは677人派遣…岩手・山林火災で消火活動に当たった緊急消防援助隊の解散式「一日でも早く元の生活に戻れるよう」

3月10日、岩手県大船渡市の山林火災の現場に新潟県緊急消防援助隊として派遣された陸上部隊の解散式が行われました。

3月10日、岩手県大船渡市の山林火災の現場に新潟県緊急消防援助隊として派遣された陸上部隊の解散式が行われました。

【高濱優生乃アナウンサー】
「三条市や五泉市など、現地から帰ってきた消防車が並んでいます。そして、その前には現地に派遣されていた消防隊員155人が待機しています」

15都道府県から援助隊が派遣される中、新潟からは2月27日~3月10日まで、合わせて677人が派遣され、24時間態勢で大船渡市綾里地区の消火活動に当たりました。

【緊急消防援助隊 野島忠大 隊長】
「地域住民の方々が一日でも早く戻れるように、元の生活に戻れるように、また家に戻れるように、そういうことを考えながら活動した」

火災発生から12日目を迎えた3月9日、大船渡市が鎮圧を発表し、避難指示が全域で解除されたことから、新潟から派遣された陸上部隊の活動は予定より1日早く終了したということです。

県内では林野火災の発生件数が乾燥しやすい春に集中していることから、消防などは引き続き、火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。

最終更新日:Tue, 11 Mar 2025 19:15:01 +0900