
20km競歩の元世界記録保持者でアルビレックスランニングクラブのコーチに就任した鈴木雄介さん率いる新潟食料農業大学の陸上部・競歩ブロックが4月7日、今年度初めて公開練習を行いました。
7日、今年度初の練習を公開した新潟食料農業大学・陸上部の競歩ブロック。
今年度、コーチには去年7月に現役を引退した競歩の元日本代表・鈴木雄介コーチが就任しました。
【鈴木雄介コーチ】
「指導者は指導者で、別の楽しみ・喜びがある」
20km競歩の元世界記録保持者で、2019年の世界陸上の金メダリストでもある鈴木コーチ。この日の練習では、選手とともに汗をかきながら指導に当たっていました。
【鈴木雄介コーチ】
「今は体力がだいぶ落ちていて、選手の背中を見てしまっているが、来年には選手に背中を見せられるくらい体力を戻して選手を引っ張りたい」
そんな鈴木コーチのもとで競歩を学び、実力を高めたいと、今年は7人の選手が入部。
2024年のインターハイで男子5000m競歩5位、北関東大会での優勝経験もある六本木直斗や国体4位・インターハイ6位の実績を持つ谷村瑛基など、全国から期待の選手が集まりました。
【六本木直斗 選手】
「目標としているオリンピック、世界陸上に出場したいという気持ちがある。そこを目指すには鈴木雄介さんがコーチを務めるこの食料農業大学が適していると思い、ここに来た。ちょっとでも実業団の選手にからめるような選手になりたい」
【谷村瑛基 選手】
「憧れはあったが、コーチになったので、そこは切り替えてコーチを抜くくらいの気持ちでやっている。競技だけではなく、人とのつながりとかもしっかりしていきたい」
指導者としてのスタートを切った鈴木コーチの夢は…
【鈴木雄介コーチ】
「競歩の日本一の大学と認知される大学、競歩チームになりたい。その先に世界で戦える選手を育てられたらなと思う」
新潟食料農業大学が新潟の、全国の競歩界を盛り上げてくれることに期待です。
最終更新日:Wed, 09 Apr 2025 19:08:24 +0900