
新潟県佐渡市では、世界文化遺産登録を祝うかのように金山周辺で桜が咲き誇っていて、金山のシンボル“道遊の割戸”と桜の共演を楽しむことができます。
さらに、西三川砂金山では急な斜面の中に3本の桜がひっそりと花をつけ、地元の人たちに春の訪れを告げていました。
【地元の人】
「ウキウキする」
また、羽茂地区にある樹齢約250年の桜、法乗坊の“エドヒガン”も満開に!
【法乗坊のエドヒガンを見守る 葛原正巳さん】
「この桜はソメイヨシノのような派手さはないが、しんみりした美しさがある」
佐渡市の天然記念物にも指定されているこの桜は近年、枝が折れるなど衰弱。その美しさを守ろうと、3月にはクローンの苗木が植樹されていました。
そんな地域の思いが届いたのか、力いっぱいに花をつけた法乗坊のエドヒガン。その傍らに植樹された苗木の成長も地域住民の楽しみの一つとなっています。
【法乗坊のエドヒガンを見守る 葛原正巳さん】
「2~3年すれば咲き始めると思うので、今後が楽しみ」
満開を祝い、今はライトアップも行われ、山間の集落には幻想的な景色が広がっています。
最終更新日:Fri, 18 Apr 2025 19:10:46 +0900