60代女性が現金30万円をだまし取られる 架空の会社宛てに送金…“SNS型ロマンス詐欺”とみて捜査【新潟・魚沼】

新潟県魚沼市に住む60代女性がSNSで知り合った人物から、現金と電子マネー合わせて30万円以上をだまし取られる被害がありました。警察はSNS型ロマンス詐欺とみて捜査を進めています。
NST新潟総合テレビ

新潟県魚沼市に住む60代女性がSNSで知り合った人物から、現金と電子マネー合わせて30万円以上をだまし取られる被害がありました。警察はSNS型ロマンス詐欺とみて捜査を進めています。

被害に遭ったのは魚沼市に住む60代女性です。

女性は今年3月中旬に、SNSで旅行などの動画を投稿するシンガーソングライターを名乗る人物のアカウントをフォローしたところ、そのアカウントからダイレクトメッセージが届き、やりとりを開始。

やりとりをする中で、女性は名前や住所などをメッセージで送ってしまったということです。

その後、4月上旬に女性は別のSNSで、「パソコンをアップデートするため」と電子マネーを要求され、所持していた5000円相当の電子マネーのコード番号を送信しました。

さらに、同じ人物から「現金3000万円を自分の代わりに受け取ってほしい。受け取るには30万円が必要で、倍にして返す。」などといわれ、女性は、架空の「現金を輸送する会社」とやりとりを始め、ATMで指示された口座に現金30万円を振り込みました。

架空の会社から、さらに現金70万円を要求され、金融機関で振り込もうとした女性を不審に思った職員が止め、警察に通報したことで、被害が発覚しました。

警察は、SNSでお金が絡む話には、絶対に乗ることなく、個人情報などを安易に教えないよう注意を呼びかけています。

最終更新日:Mon, 21 Apr 2025 20:01:32 +0900