市役所で“着こなし”研修!“良い印象”与えるポイントは…サイズ感・清潔感・統一感「節度ある着こなしがおもてなしにつながる」新潟

4月22日、新潟県五泉市役所では、職員対象の着こなし研修が開かれました。相手に良い印象を与える着こなしのポイントとは?

4月22日、新潟県五泉市役所では、職員対象の着こなし研修が開かれました。相手に良い印象を与える着こなしのポイントとは?

■相手に良い印象を!市役所で“着こなし研修”

日差しが降り注ぐ下、チューリップの花が見事に咲き誇っていたのは五泉市。気温が上がり、上着を脱ぐなど、すっかり軽装の人の姿が目立ちます。

こうした中、五泉市では年間を通して職員が気温に合わせた服装で業務にあたることにしていて、春になりネクタイを外すなど軽装で働く職員が増えているといいます。

そんな市役所で開かれたのが…

【五泉市 田辺正幸 市長】
「市役所職員という公務員ということで、なかなか着こなしは無頓着」

職員対象の『着こなし研修』。

ニット産業が盛んな五泉市が商品開発などのため連携している大手アパレルメーカーの講師を招き開きました。

【講師】
「ポロシャツ、濃色を着る時は少しカジュアルに見えがちだが、その代わりに全部色を統一してまとめている」

講師が相手に良い印象を与えるポイントに挙げるのが、サイズ感・清潔感・統一感の3点。

特にシャツのサイズがあっていない人が多いとして、首周りはボタンをしめた時に人差し指がちょうど入るサイズ、袖はジャケットから1.5cmほど出るサイズが適正であることなどを説明すると、職員はメモを取りながら自らの姿と照らし合わせていました。

【職員】
「(Q.どう見られているか気にしている?)あまりしなかった。清潔感があったほうがいいと思うので、そういうところからしっかりしていこうと思う」

【職員】
「実際に分からないことだらけだった」

【職員】
「市民の方に、まずは不快感を与えないというのをモットーに、きれいに着こなしていければ」

■“アイロンがけ”も大切に「ピシッと張り感を」

ちなみに取材記者の4月22日の着こなしを見てもらうと…

【メーカーズシャツ鎌倉新潟店 田中新菜 店長】
「ジャケットを着ていても見える前身ごろのところ、アイロンをもうちょっとピシッとかけて張り感を出す。アイロンがかかっていたほうがしっかりした印象にはなる」

クールビズでネクタイを外す分、よりしわが目立ちやすいシャツはアイロンがけをしっかリと。さらにサイズ感も見直しが必要のようです。

【メーカーズシャツ鎌倉新潟店 田中新菜 店長】
「ジャケットの袖を短くしたほう良い。ぱっと見のバランスに直結するところ、裾に色がないと、ジャケットとシャツの色が完全に分かれてしまうので、トータルコーディネートとしてのバランスがやや落ちる」

こうした着こなしを見直すことが仕事にもつながると講師は指摘します。

【メーカーズシャツ鎌倉新潟店 田中新菜 店長】
「初めて会う人には、服装の印象が与えるイメージが大きいと思う。着こなしがきれいだと信頼感を与えられると思うので、そのあとの話がスムーズにいったり、良いことしかないと思うので、気にしていただくのがいい」

【五泉市 田辺正幸 市長】
「だらしなく市民と接していると、職員大丈夫かなと思う。そうじゃなくて、節度ある着こなしが温かみがあって、おもてなしにつながるんじゃないかと思う」

最終更新日:Tue, 22 Apr 2025 18:52:44 +0900