
いよいよ今週末から大型連休が始まります。大手旅行会社が実施した旅行動向の調査では、大型連休に「旅行に行かない」と回答した割合が8割近くにのぼっています。その理由は「大型連休は混雑する」「旅行費用が高い」に続き、「家計に余裕がない」となっています。果たして、県民はこの大型連休をどのように過ごすのか、旅行会社では今年ならではの傾向が見られています。
■“1泊旅行”人気の中…“万博”への関心高まる
今年の大型連休は4月28日と30日、5月1日・2日が平日という“飛び石連休”になっています。
【会社員】
「(Q.休みは?)カレンダー通り」
【自営業】
「28日は休み。(Q4連休が2回?)そうですね」
【会社員】
「(Q.休みは?)暦どおり」
【公務員】
「カレンダー通り。ちょっと休みを取りたい気持ちはある」
【松村道子キャスター】
「新潟市中央区の旅行会社。今年の大型連休は飛び石連休ですが、旅行の行き先・日程にもその傾向が表れています」
【トップトラベル新潟 大谷光利 代表取締役】
「カレンダーの日並びの関係で1泊が一番多い」
1泊旅行の中でも人気の日程は…
【トップトラベル新潟 大谷光利 代表取締役】
「前半だと4月26日が一番多くて、後半は5月3日・4日が一番多い。特に後半、5月5日・6日は家でのんびりしたいという感じなのでは」
旅行先は『首都圏』や『県内の温泉』といった近場が目立っているといいますが…
【トップトラベル新潟 大谷光利 代表取締役】
「(Q.国内でも今年ならではの動きが?)こちら大阪・関西万博」
4月13日に開幕後、問い合わせが増えている『大阪・関西万博』。
【トップトラベル新潟 大谷光利 代表取締役】
「色々な報道やSNSの発信があり、お客様の気持ちとしては盛り上がってきているのではないかと感じている。(Q.やっぱり行ってみたいという声が?)今年かぎりだから」
■街の人に聞く“大型連休の予定”
【記者リポート】
「飛び石連休となっている今年の大型連休。街の皆さんは休みを利用してどのような予定を立てているのでしょうか」
【会社員】
「長女が中学3年生で受験生。まだ、予定がなかなか立てられていない。混むし、どこもまだ旅行の予定はない」
【公務員】
「子どもが生まれたばかりなので、子育てに集中しようかなと思っている」
【自営業】
「旅行とか最近行けていないので、温泉に行けたらいい」
【会社員】
「5月5日・6日に県内旅行。まだ、子どもが小さく、長い時間の移動が難しいなと思っているので」
【公務員】
「5月3日・4日で横浜に行く。勉強会もあるが、せっかくなので、おいしいものを食べてきたい」
■旅行会社では国内旅行の申し込み減も…
一方、こちらの旅行会社では、国内旅行の申し込みは去年の大型連休に比べて2割ほど減少。その理由は、カレンダーの並びだけではないようです。
【トップトラベル新潟 大谷光利 代表取締役】
「旅行代金も高止まりの傾向もある。諸々の物価も今高くなっているので、ちょっと旅行にかける費用を抑えたいというところもあるのではないか」
物価の高騰を前に、工夫しながら過ごす大型連休という人も多いかもしれません。
最終更新日:Tue, 22 Apr 2025 18:54:38 +0900