労働者の祭典「メーデー」の集会とデモ行進 県内で開催 賃上げや労働環境の改善を求める【新潟】

県内で労働組合などが主催する集会が開かれ参加者は物価高が続く中賃上げや労働条件の改善を訴えました。26日、新潟市中央区で行われた新潟県中央メーデーには労働団体からおよそ1100人が参加しました。

県内で労働組合などが主催する集会が開かれ参加者は物価高が続く中賃上げや労働条件の改善を訴えました。26日、新潟市中央区で行われた新潟県中央メーデーには労働団体からおよそ1100人が参加しました。

直近の連合新潟の集計では組合員一人当たりの賃金引き上げ額は14849円と連合新潟結成以来最も高い引き上げ額のペースだということです。一方で…
【新潟県中央メーデー実行委員会 小林実行委員長】
「実質賃金はなかなかプラスに転じません。2年続けて高い賃上げとはなっているものの物価高は収まらずここにきて主食である米も高騰しています」

参加者は賃上げを求め、それぞれの訴えを掲げていました。
【参加者インタビュー】
「中小企業、末端の末端まで賃上げできるような社会になることを祈ります」
「子供達が安心して学び続けられるよう教育予算の拡充をしっかり訴えたい」

一方、佐渡市で行われたメーデーには約180人が参加しました。教育現場で荒れた学校を数年で立て直した元校長を務めた男性が講演し自分の可能性に気づく鍵などについて自身の体験を話しました。
【参加者インタビュー】
「メーデーの参加は(講演を聴いて)初めて知らない世界を知ることができてよかった」

このあと、参加者は職場環境の向上などを呼びかけました。

最終更新日:Sat, 26 Apr 2025 19:18:03 +0900