
飛び石連休となっている今年の大型連休。序盤となったこの週末は、プライドがぶつかり合う綱引きにマラソンなど、各地で笑顔が見られました。
大型連休初日、4月26日のJR燕三条駅には大きな荷物とともにホームに降り立つ人の姿が。
【訪れた人(アメリカから)】
「佐渡島の金山が世界遺産になったということで、アメリカから日本に旅行したいと思って。家族が新潟に(いる)」
その駅構内では…
【記者リポート】
「燕三条駅の中に境界線があり、燕市と三条市、市が隣り合わせとなっています」
駅は『燕三条』、高速道路のインターチェンジは『三条燕』。古くからライバル関係とも言われている2つの市が綱引きで勝負します。
【燕市民】
「三条には絶対に負けたくないので、さっきも背脂ラーメンを食べてきた。背脂の力で三条を倒したい」
【三条市民】
「意地を見せないといけない。負けられない戦いがそこにある」
初開催の去年は三条市が勝利。今年も白熱した戦いが続き…3勝1敗で燕市が勝利しました。
【燕市民】
「良きライバルとして、切磋琢磨しながら県央を盛り上げていける仲間だと思っているので、来年もよろしくお願いします」
地元のプライドをかけた勝負が行われた一方で、新潟市では子どもたちが補助輪無しの自転車に挑戦。
自転車のペダルを外し、足で進むことから始めると、子どもたちはみるみる上達していきました。
【子ども】
「(Q.自転車でどこに行きたい?)公園」
【父親】
「すごくうれしい。色んな所に行きたいと」
残りの連休に自転車で出かけるという楽しみが増えたようです。
その頃、佐渡市では全国から集まった約1600人が佐渡トキマラソンで汗を流していました。
【参加者(北海道から)】
「雪の残っている山並みがきれいで良かった」
【参加者(新潟市から)】
「最高。皆さんの応援とエイド(食べ物・飲み物の補給場所)もたくさん。良いポイントで給水できたので、良いレースができた」
大型連休の序盤、各地で笑顔が見られました。
最終更新日:Mon, 28 Apr 2025 18:36:36 +0900