
5月12日の“母の日”に向けて、カーネーションとアジサイを紹介します。
母の日の贈り物の花として親しまれている『カーネーション』。
【新花 池田紀行 主任】
「成育状況・出荷量ともに非常に安定している。母の日に向け、4月から色とりどりのカーネーションの鉢植えが入荷している」
現在、出荷のピークを迎えていて、人気の赤のほか、黄色やピンクなどパステルカラーの需要も高まっています。
一方、近年、母の日に贈る花として新たな定番になりつつあるのが『アジサイ』です。
【新花 池田紀行 主任】
「出荷時期がちょうど母の日の前ということもあり、ありがたいことにプレゼント用にも選んでもらえているというのが、ここ数年ある」
育てる土が酸性であれば青色に、アルカリ性であればピンク色に変化するというアジサイは10年ほど前から品種改良が盛んに行われ、プレゼント用の花としての需要が高まっています。
【記者リポート】
「中でも特に人気が高いのが、“万華鏡”という種類のアジサイ。見てみると、中心部は濃い青色ですが、先端にかけて白く変化していて、この美しいグラデーションを楽しめます」
【新花 池田紀行 主任】
「こういった珍しいタイプのアジサイは、県外の市場から注文が多くて取り合いになっているので、値段は上がっている」
アジサイは植え替えをすれば来年以降も楽しめるのが人気の理由の一つです。
【新花 池田紀行 主任】
「アジサイの花言葉は“家族団らん”。花びらをたくさんつけることから、家族同士が仲良く一緒に暮らしていることからきている。そんな思いなども説明しながらお母さんにアジサイをぜひプレゼントしていただけたら」
皆さんも大切な人へ旬の花を贈ってはいかがでしょうか。
最終更新日:Mon, 28 Apr 2025 19:15:20 +0900