
5月5日はこどもの日です。新潟県内の子どもの数は44年連続で減少し、統計の発表開始以降最も少なくなりました。こうした中でも各地で子ども向けのイベントが開かれ、子どもたちの元気な声が響きました。
各地で子ども向けのイベントが開かれたこどもの日。県によりますと、県内の14歳以下の子どもの数は21万5818人と前の年と比べ、7795人減りました。
県内の人口に占める子どもの割合は10.5%で、前の年から0.2ポイント低下。子どもの数・割合ともに統計の発表開始以降、44年連続の減少で過去最低となっています。
こうした中でも子どもたちは元気な声を響かせます。
新潟市中央区のハードオフエコスタジアムで開かれていたのは、様々な運動を体験できる「スポーツ体験キャラバン」。
会場には、ソフトボールやラグビーなど全8種目の体験ブースが設置され、参加した子どもたちは楽しそうに身体を動かしていました。
【子ども】
「相手から避けるところが楽しかった」
【子ども】
「前の人と後ろの人がいて、二人から逃げ切るのが難しかった」
【子ども】
「(得点が)入ったらとても嬉しいから楽しかった。超楽しかった」
特に今回のイベントで人気を集めていたのが、どこでも設置可能な移動式のトラック「モバイルトラック」で25メートル走のタイムを競う「かけっこチャレンジ」です。
球場内に現れた高性能のトラックで少しでもタイムを縮めようと一生懸命に走る子どもたちの熱気であふれていました。
【子ども】
「タイムはちょっと最後遅くなったけどまあまあいい方だと思う」
【子ども】
「楽しかった」
【母親】
「去年は途中で止まってしまったけど、今日は完走できた。頑張っていた、偉かった」
中には親子でタイムを競いあう姿も。
【親】
「(成長が)すごく見てとれたし、一人で練習も頑張っていた。まずまずの結果だった」
【子ども】
「自分がどれくらいの速さかわかってよかった。やっぱりお父さんは速い」
各地で見られた子どもたちの笑顔。親にとってはその成長も感じるこどもの日となったようです。
最終更新日:Mon, 05 May 2025 19:00:04 +0900