
5月14日の新潟県内は各地で気温が上昇し、夏日を観測する地点が続出しました。多くの人がこの暑さを嘆く中、胎内市のレジャー施設では夏本番に向け、アルパカの毛刈りが行われました。
高気圧に覆われ、気温が上がった14日の県内。
最高気温が新潟市秋葉区で27.9℃、三条市で27.7℃となるなど、15の観測地点で夏日に。新潟市中央区の公園では暑さを避け、木陰でピクニックを楽しむ人の姿などが見られました。
【訪れた人】
「暑い。歩いているときに、太陽にやられて汗をかいた。(暑さに)耐えられない、今すぐにでもクーラー(がある部屋)に飛び込みたい」
【訪れた人】
「(Q.暑さはどうだった?)暑かった」
この暑さに対する嘆きの声が上がる中…
【記者リポート】
「立っているだけでも汗ばんでしまう陽気となっている胎内市。こちらの施設で人気のアルパカも心なしか暑そうに見えますが、これから衣替えをするようです」
胎内市にある『樽が橋遊園』で行われたのは、アルパカの毛刈りです。
【樽が橋遊園 加藤誠 園長】
「(アルパカは)熱中症になりやすい一番の動物なので、これから夏に向けて今シーズンも毛刈りを行った」
もともと、南米の高原地帯に生息していて、フワフワな毛が特徴的なアルパカ。寒さには強いものの暑さには弱いため、こちらの施設では毎年この時期に熱中症対策として毛刈りをしています。
この日は長岡市山古志地区のアルパカ牧場のスタッフが額に汗をかきながら作業にあたっていました。
そして作業開始から約30分…
【記者リポート】
「毛刈りが終わりすっきりとした姿になりました。他のアルパカたちも興味津々の様子です」
さっぱりとした夏の装いに大変身。この日、刈り取った毛は3頭で合わせて約7kgに上りました。
【訪れた人】
「あんなにおとなしく刈られているのだと(知った)。初めて見たので、びっくりした」
【訪れた人】
「あんなに細くなるのだと、ちょっとびっくりした」
【樽が橋遊園 加藤誠 園長】
「モフモフとした毛が一番印象的だが、スッキリしたので、これからまた暑い夏を乗り切っていただきたい」
樽が橋遊園では11月末までアルパカと触れ合うことができるということです。
最終更新日:Wed, 14 May 2025 19:00:02 +0900