
新潟県佐渡市の大野亀では、トビシマカンゾウが一斉に咲き誇っています。
5月、強風の日につぼみが飛ばされるなどの被害があり、開花が心配されましたが、平年より2週間遅れで花を咲かせ見頃に。
6月8日は“大野亀カンゾウWEEK”の最終日で、内海府小・中学校の子どもたちが佐渡おけさや内海府太鼓を披露しました。
さらに、伝統の鬼太鼓の披露では、離島留学で佐渡を訪れている内海府中学校の3年生が黒鬼と白鬼を熱演。
【白鬼を演じた小川弥恵さん】
「鬼のお面は視界がすごく狭くて、前がどこか、どこに行けばいいかが難しいが、練習の成果を出せた」
【黒鬼を演じた前田大翔さん】
「内海府がより良く、鬼太鼓のように羽ばたいてくれたらと踊った」
【鷲崎鬼太鼓保存会 野崎克裕 会長】
「大人になっても鷲崎に来て、この大野亀の大地で鬼太鼓を舞ってもらいたい」
こうして受け継がれていく伝統、そして変わらぬ美しさを見せるトビシマカンゾウは地域の宝です。
【佐渡内海府観光協会 北澤博満 会長】
「人が多くて圧倒されている。(トビシマカンゾウは)今週いっぱいくらいは十分見られる」
満開のトビシマカンゾウが初夏の佐渡に彩りを添えています。
最終更新日:Mon, 09 Jun 2025 18:38:58 +0900