水俣病被害者救済へ新法案国会提出で新潟の被害者団体「一歩も二歩も前進した」期待感示す【新潟】

立憲民主党などの野党6会派は19日、水俣病の被害者救済にかかわる新たな法案を衆議院に提出しました。被害者団体は「一歩も二歩も前進した」と期待感を示しています。
NST新潟総合テレビ

立憲民主党などの野党6会派は19日、水俣病の被害者救済にかかわる新たな法案を衆議院に提出しました。被害者団体は「一歩も二歩も前進した」と期待感を示しています。

立憲民主党などの野党6会派が19日水俣病被害者救済のための新法案を国会に提出したことを受け、被害者団体は新潟市内で会見を開きました。

【新潟水俣病阿賀野患者会 皆川榮一副会長】
「ようやくではあるが、法案提出までこぎ着けたことは本当に大きな意味もあって、私たちとしては一歩も二歩も前進したということ」

新法案では2009年に施行された特別措置法で期限が設けられていた給付金の申請期限を撤廃することや、対象者の居住地域を拡大することなどが盛り込まれました。新法案については、国会の会期末が今月22日に迫っていることから、今国会での成立は難しい見通しで継続審議となる見込みだということです。

最終更新日:Fri, 20 Jun 2025 11:55:00 +0900