
近年、不漁が続いている寒ブリですが、12月7日、新潟県佐渡市では『寒ぶり大漁まつり』が行われ、多くの人でにぎわいました。一方、8日朝、漁港には体長約5mのクジラが姿を現しました。
着順を予想するレースで泳ぐブリ。7日、佐渡市の鷲崎漁港で開催されたのは『寒ぶり大漁まつり』です。
毎年人気のイベントですが、開催に至るまでの苦労は年々、増しています。開催前日には…
【佐渡海府寒ぶり大漁まつり実行委員会 本間信俊 委員長】
「今シーズンは去年同様、ブリが薄い(少ない)。集荷、集めるのにかなり苦労した」
ブリは近年、不漁が続いていますが、お客の期待に応えたいと約100本を用意。通常の半分ほどの価格で販売され、飛ぶように売れていきました。
【訪れた人】
「お刺身にして食べる」
【訪れた人】
「毎年楽しみにしているので来られてとてもうれしい。新鮮なので今夜はたっぷり食べる」
7日はあいにくの雨の中、約3500人が来場。あら汁に人気が集まったほか、地元の中学生が鬼太鼓を披露し、会場を盛り上げました。
【鬼太鼓を披露 内海府中学校の生徒】
「たくさん観光客の皆さんが来てくれるし、地域の人も鬼太鼓を見てくれる。とても楽しい寒ブリまつりになってよかった」
【鬼太鼓を披露 内海府中学校の生徒】
「やはり人がいるとにぎわう。たくさんにぎわってほしい」
【佐渡海府寒ぶり大漁まつり実行委員会 本間信俊 委員長】
「一本でも多く入ってもらうことが島の活気だと思っているので、少しでもとっていきたい」
一方、8日朝は体長5mのクジラが水深70mで網に掛かりました。
【漁師】
「結構おとなしく泳いでいた」
鷲崎漁港でのクジラの水揚げは今年3頭目。佐渡市内の水産業者が購入したということです。
最終更新日:Mon, 08 Dec 2025 21:15:00 +0900




