
この週末、天候に恵まれた新潟県内。各地で初夏の風物詩ともされる伝統行事が行われました。見附市と長岡市では大凧合戦が繰り広げられ、熱気に包まれました。
【氏田陽菜アナウンサー】
「気持ちのいい風が吹く中、見附市今町と長岡市中之島の間を流れる川の上でこれから熱い戦いが始まります」
舞台は2つの地区の境界となる刈谷田川の堤防。
ここで360年以上前から行われているのが、県の無形民俗文化財にも指定されている『見附今町・長岡中之島大凧合戦』です。
川の両岸から畳約8枚分の大きさの六角大凧を絡め合い、どちらが先に相手の糸を切れるか競います。
ただ、この日は風が弱く、空中で凧同士をうまく絡められません。
【参加者】
「ちょっと風が足りない。ここは吹いているけど、上のほうは全然足りない」
地上と上空では風の状況が異なるため、微調整を繰り返し、糸の引き具合を確かめますが、これも簡単ではありません。実際に糸を引いてみると…
【氏田陽菜アナウンサー】
「重い。必死にふんばらないと空に向かって引っ張られてしまいます。風の力がすごくて綱引きみたいです」
結局、この日は空中戦ではなく、地上で糸を絡めてから凧を引き合う“地がらめ”という戦いに変更。
それでも、勢いよく凧糸が切れ勝敗がつくと会場は大きな歓声が上がり、熱気に包まれました。
【観客】
「すごく良い伝統だと思うので、これからも大切にしていきたいお祭りだと思っている」
【参加者】
「今町・中之島の組が一体になる、それが地域伝統行事の一番のいいところ」
勇壮な大凧を通し、地域の絆が一層深まったようです。
最終更新日:Mon, 08 Jun 2026 20:00:00 +0900




